スタッフブログ

2016年4月21日 木曜日

九死に一生

シンノスケ君

生年月日→2007年4月1日
種類→ロシアンブルー
性別→オス




シンノスケ君は、おだやかな紳士のネコちゃん
病院につれてこられた時は、尿毒症の状態でした。
尿道に結晶が閉塞して、排尿が1日以上できない状態、おまけにペニスの先端は血だらけ、腫れあがっていました。
 BUN >140 CRE 11.2
腎臓の機能をあらわす閾値です。
正常値は BUNが30以下、CREは2.1くらいでしょうか。

シンノスケ君の命を救うには、点滴、腹膜還流が必要です。
腹膜還流を3回おこなったところ、 BUN 73.1、CRE 3.6までさげることに成功しました。

運よく尿道カテーテルも挿入できていましたが、ペニスは変色してしまっています。

九死に一生を得たシンノスケ君、あらたな試練が。
ペニスが使えなくなったオスにおこなう会陰尿道ロウという手術をうけなくてなりません。
ペニスを切断し、あらたな、尿の排泄口をつくることになりました。

今は、ペニスはないけど、命は助かりました。
お食事も療法食にして、がんばっています。





投稿者 大倉山動物病院 | 記事URL

2016年4月17日 日曜日

珍客

珍客



警察から、電話がありました。
誰か、不都合なことをしてしまったのでしょうか。
いいえ、当院のスタッフに限って、そんなことはありません。
鶴見区で、野鳥を保護したので、世話をしてほしいとの依頼でした。
若いおまわりさんがお二人、箱を持っていらしゃいました。
野生動物救護の書類を書いていただきました。
お二人は、警察官らしく、真摯に時間をかけて書いてくださいました。
箱の中身はオオバンでした。
オオバンを近くで見られて大興奮。
脚の構造、嘴の状態、自然の摂理に感嘆しました。
幸い、ケガもなく、充分な体力もありそうでした。
1泊2食付、便も正常でした。
翌日、院長が新横浜の遊水地に放鳥しました。

投稿者 大倉山動物病院 | 記事URL

2016年4月 4日 月曜日

たまごを産みたくなってしまう

たまごを産みたくなってしまう

オテフキちゃん
生年月日→2009年5月1日(6才)
種類→セキセイインコ
性別→メス

オテフキちゃんは昨年から、無精卵を精力的に産み始めました。
ある日、おかあさんが家にかえるととんでもない事態が。



とんでもないない事態とは「クロアカ(総排泄口)の反転」
無精卵を産むメスの鳥におこりがちな事態
卵が体内で、詰まってしまい、卵を排泄しようとしてりきむうちに総排泄口の粘膜が脱出してしまうことが発生してしまいます。
鳥にとっては、致死的なアクシデントになります。
処置は、まず卵を排泄させます。

クロアカの粘膜を清浄し、腫れをとって、クロアカに押し戻します。
肛門周囲に巾着縫合をして、粘膜の脱出を防ぎます。
鳥は体温の高い動物です、弱ったときには保温が必要です。
翌日、巾着縫合をときました。

数か月後、オテフキちゃんはまた、診察に連れてこられました。


 オテフキちゃんはその後も精力的に、卵を生産しているそうです。
無精卵をうまなくする工夫(巣箱をはずす、栄養価の高い種子をへらすなど)の工夫はなされているようですが、効果はあまりないそうです。

今回は少し、元気がないのではないかというご相談です。
オテフキちゃんの尿がおかしいです。

白い尿の部分が少なく、水分が多いようです。
便検査を実施いたしました。

中央にひし形の結晶があります。
結晶が存在すると、泌尿器に問題があると言われています。
治療は感染を疑い、抗生剤を投与してもらっています。


 

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